みなさんのお家にはTVがありますか。日本を離れていた時、私は日本の放送を受信せず、TVはただのスクリーン画面として使用していました。帰国してからも、チューナー付TVを持たない生活を続けており、かれこれ5年が経とうとしています。
ここでは、TVを持たないメリットと、デメリットを紹介したいと思います。
TVを持たないメリット
スペースを広く使える
ご自宅のTV置き場を見てください。居住スペースの何%を占めていると思いますか。そんなこと気にしなくてもいい、という方もいると思いますが、都心の住宅ならどうでしょうか。そのスペースがあれば他にやりたい事がやれたり、他に置きたいものが置けたりしませんか。TVを床に直置きという方は少ないと思いますので、TVを持つと自然にTVボードも持つことになります。このTVボードが大切な居住スペースを大きく占領しているのを、私は勿体ないと感じてしまいます。
スペースを占領するTVとTVボードは、ほこりがたまりやすい部分ですよね。掃除が苦手な私は、極力物を減らすことで掃除のストレスを減らそうと試みています。
ちなみに、TVボードとTVが無いことで有効に使えるスペースで、私はヨガマットを広げてヨガをやっています。一人Youtubeを観ながらですが。都心の狭い賃貸でありながら、自宅でヨガを続けられています。それは、スペースを広く確保できたからに他なりません。
節約になる
チューナー付きのTVを持つということは、NHKの受信料を支払う義務が発生するということになります。(※放送法第64条)衛星無し・地上波のみを受信する場合でも、12か月前払いの最安値で13,650円(2023年2月21日現在)。月額にして1,137円です。格安SIMの携帯の月額料金が約1,000円とすると、比較してみてご自身の必要度合いはいかがでしょう。
また、TVを持たないとCMを目にする機会がかなり減ります。何となく入ってきた情報から購買欲をかきたてられることがなくなるので、無駄な買い物や散財をせず節約にもつながります。
習慣が変わる
5年ほど前までは、TVは家にあるものだと私は思い込んでいました。起きたら何となくリモコンでTVを付けて、特に見たい番組が無くても生活音のように流す。一度日本を離れ、日本の放送を受信しなくなってからは、TVを持たない生活が私の日常となりました。
すると、それで大丈夫。むしろ今までより快適と感じるようになったのです。
何となく流れてくるものから情報を得ていた受け身の姿勢が、こちらが欲しい情報だけを積極的に取りに行く姿勢へと習慣が変わりました。自分の欲しい情報を得て個性を尖らせていくのは、大人・子供に関わらず大切なことではないでしょうか。だらだら何となくTVの前で過ごすという時間を浪費する習慣も変わったと感じます。
TVを持たないデメリット
情報に偏りが生まれる
メリットの裏返しになるのですが、こちらが欲しい情報だけを取りに行くということは、情報に偏りが生まれるということになります。子供にニュースを見せたければ、ニュースサイトを動画で見せるなど、ひと手間かかります。
流行についていけない
流行についていけないことは覚悟しなければなりません。
私自身は芸能ニュースなどについていけなくても全く気にならないのですが、小学生の子供たち(小3・小1)はどうなのだろうと気になりました。普段二人ともサブスクでアニメを見たり、動画でYoutubeチャンネルを見ています。TVを見ていないから話題に付いていけず困るというのは、今のところ無いようです。
災害時の情報収集に困る?
災害時にTVを持っていないと情報収集に困る。というのも考えられるのですが、そもそも大きな災害が起きた時にTVが無事かどうか分かりません。防災時の情報収集には電池式のラジオを備えているので、それで十分かと思っています。
まとめ
TVを持たない生活をすることで、居住スペースの有効な使い方ができるようになりました。掃除も楽。NHK受信料を支払わずに済み、CMによる無駄な買い物も減って節約効果は高いです。習慣は変えようと思えば変えられるもの。デメリットよりメリットに魅力を感じた方は試してみてはいかがでしょうか。
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