みなさんのご家庭には何枚の食器がありますか。そのうち、1週間で1度も使わなかった食器はどのくらいありますか。我が家の食器は、1週間でみると稼働率100%です。どの食器も毎日とは言わないまでも、よく働いてくれています。皿に大切な居住スペースを与えているのですから、しっかりと働いてもらいたいですよね。今回は、食器の枚数を最低限までしぼった私のやり方をお伝えします。
わが家のライフスタイル
必要な食器の枚数は、家族が何人いるのか、来客が多いのか、ホームパーティーをよくするか、食器を置くスペースが十分にある家の広さか、等の個々のライフスタイルによって大きく異なります。
わが家のライフスタイルは以下の通りです。
- 家族4人(大人2人・小学生2人)
- 来客少ない。日中に少数の友人が来るか、年に2回ほど親戚が来る程度。
- 築30年の賃貸アパート、食器の収納スペース狭い
持っている食器の数と内訳
枚数 | 直径 | 用途 | |
どんぶり茶碗(磁器青白) | 1 | 15.5㎝ | 麺類・丼もの・カレー |
ボウル大(磁器白) | 4 | 13㎝ | 麺類・丼もの・カレー(大人・子供) |
ボウル中(磁器白) | 2 | 11㎝ | ご飯(大人) |
ボウル小(磁器白) | 2 | 9.5㎝ | ご飯(子供)・サラダ・おつまみ・デザート |
蕎麦ちょこ(磁器青白) | 2 | 8.5㎝ | サラダ・おつまみ・デザート |
醤油さし(磁器白) | 4 | 10㎝ | 調味料・お茶請け・デザート・漬物 |
プレート(木) | 4 | 18㎝ | おかず・パスタ・麺類・その他ワンプレート |
汁椀(木) | 4 | 11.5㎝ | スープ |
食器を最低限の枚数にするには?
- 1週間使用した食器の記録を付ける
- 別の物で代用できないか考えてみる
- 特別な機会は、使い捨ての物で代用できないか考えてみる
1週間使用した食器の記録を付ける
どの食器を使っているか把握するためには、見えるようにするのがいいと思います。できれば、何の料理に何の食器を使ったのかまで記録出来たら、自分が必要な用途の食器を把握できます。
別の物で代用できないか考えてみる
その1週間で使っていた食器も、別の物で代用できないか考えてみます。
例えば、大きいプレートの皿は本当に必要でしょうか。餃子を大皿に乗せて出すより、フライパンの鉄板のままテーブルに出した方が、熱々で美味しいかもしれません。餃子を個々の皿に分けて盛ることもできます。大きいガラスのボウルは、そのままサラダを入れて出してもいいですし、ガラスの保存容器は小鉢のように使うこともできる上、見た目も可愛いです。
使い捨ての物で代用できないか
来客やホームパーティーなどの特別な機会は、もし年に数回しかなくても大切にしたいですよね。しかし、来客用の食器を置いておくことで、住居のスペースを圧迫するのも確かです。特別な機会は使い捨て、と割り切るのもひとつの方法かと思います。もしくは、普段からどこでも手に入る定番品で皿を揃えておけば、来客用の追加購入の際も簡単になります。
最低限の枚数にして良かったこと
- 空間を広く使える
- 防災面でも安心
- 引越しする時に身軽
- 統一感が出て使いやすくなる
- 衝動買いがなくなる
空間を広く使える
備え付けの小さな食器収納棚に収まる数だけしか食器を持っていないので、わが家に食器棚はありません。その分、物をため込むことなく、居住空間を広く使えて快適です。
防災面でも安心
磁器などの割れ物が少ないということは、防災面でも優れているのではないでしょうか。割れた食器は凶器になります。地震で食器棚ごと倒れて挟まれてしまえば大けがです。できるだけそのようなリスクを減らしたいものですね。
引越しする時に身軽
海外から日本に帰国する時、私はほとんどの食器を手放してきました。割れ物はパッキングが大変な上重量がかさみ、航空便だと送料が高くなります。日本国内の引越しでも、できるだけパッキングを手早く済ませたいですよね。引越しする機会の多い転勤族には、常に身軽でいるというのが大きなメリットです。
統一感が出て使いやすくなる
これだけ皿を減らすと、結局自分の好きなものだけが残ります。その精鋭たちは、よく似たデザイン・色合い・素材ではありませんか。自然と統一感が出て、どんな料理にもどんな場面にも使いやすくなります。
衝動買いがなくなる
「ここに収まる数だけ」と自分の中にルールを決めると、驚くほど衝動買いがなくなりました。可愛い食器を見つけても、このスペースには入らないから・・・、同じ用途の食器はすでに持っているから・・・、と判断出来るようになります。それでも欲しいと思う食器に出会ったら、入れ替え制にすると食器がまた増えてしまうようなことはありません。
まとめ
皿の枚数を最低限に保つことは、賃貸で収納スペースが小さい、引越しが多いという方には特にメリットが大きいと思います。もし使っていない食器が住居のスペースを奪っているな、と感じた方はぜひ試してみてください。
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