プロジェクターを使えば、大画面にして映画館のように。小画面にして日常使いに。用途に合わせて使い分けが可能です。
実際にどのくらいの画面の大きさの時に、どのくらいの投影距離が必要なのか気になりませんか?
私がいつも使っているプロジェクターを使って、3パターンの画面サイズにした場合の投影距離(※プロジェクターから壁までの距離)を測ってみました。
3パターンの比較表
家電量販店に行くと、TVの画面サイズは「インチ(型)」で表示されています。私たちは「㎝(センチメートル)」を日常で使うことが多いため、「インチ」と言われてピンと来ない人も多いはず。
この「インチ」はTV画面の対角線の長さを表しています。(1インチ=2.54㎝)
例えば、24インチの場合は、24インチ×2.54㎝=60.94㎝が対角線の長さ
TV画面の大きさを縦:横=9:16とした場合、㎝(センチメートル)に直すと以下の表のようになりました。
縦 | 横 | 対角線 | 投影距離 | 画面の見やすさ | |
24インチ | 29.9㎝ | 53.1㎝ | 60.96㎝ | 約60㎝ | とても見やすい |
43インチ | 53.5㎝ | 95.2㎝ | 109.22㎝ | 約115㎝ | とても見やすい |
70インチ | 87.2㎝ | 154.9㎝ | 177.8㎝ | 約182㎝ | 部屋が暗いと、とても見やすい ※部屋が明るいと、少し見辛いかも |
画面サイズ 24インチの場合
プロジェクターから壁までの投影距離は、約60㎝。室内が明るい状態でも、とても鮮明に見やすい画面です。
運動系Youtubeを見る時など、プロジェクターの設置台を動かすと有効に使えるスペースが限られます。そんな時は24インチサイズで見ることが多いです。
画面サイズ 43インチの場合
プロジェクターから壁までの投影距離は、約115㎝。こちらの場合も、室内が明るい状態でも十分に鮮明に画面が見やすいです。
部屋を明るくしたまま、サクッとニュースやYoutubeを見たい時は43インチサイズで利用しています。
画面サイズ 70インチ 室内が明るい場合
プロジェクターから壁までの投影距離は、約182㎝。室内が明るいと、若干見辛さを感じます。
ちなみに、私は外からの光が直接入らない場所に、スクリーン無しの白い壁に直接投影しています。見る作品や、投影場所の状況によっても感じ方は異なると思いますのでご了承下さい。
最初の2つのサイズと比べると鮮明度は落ちるものの、室内を明るくして70インチサイズでアニメやドラマを見ることも多々あります。
画面サイズ 70インチ 室内が暗い場合
室内を暗くすれば、70インチサイズでもかなり鮮明で見やすい画面です。
映画館のようにして見たい時は、室内を暗くして大画面にするのがお勧め。作品をかなり集中して楽しむことができます。
室内を暗くすれば、70インチ以上のサイズにしても鮮明に見れます。
投影距離と投影場所(壁のサイズ)の関係で、私はMAX70インチサイズで見ていますが、もっと大画面でも楽しむことができるプロジェクターです。
まとめ
24インチ・43インチ・70インチの画面サイズ3パターンの投影距離を比べてみましたが、いかがでしたか。プロジェクターの用途やお部屋の広さによって、どのくらいの画面サイズで見たいのかは変わってくると思います。しっかり調べて快適なプロジェクター生活を始められますように。
プロジェクターを設置する場所のアイデアもまとめました。ご興味ある方はのぞいてもらえると嬉しいです。
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