お外に遊びに行くには気が乗らない。でも、子どもはお家で退屈そう。
そんな日はありませんか?
パンデミックの間、学校に通えなくなった子供に累計300題を超える宝探しゲームの問題を作りました。外出ができるようになった今でも子どもからリクエストがある度に問題を作っており、その出題数は増え続けています。
室内でも遊べる、子どもの満足度とコスパ最強の謎解き宝探しゲームの実例をご紹介します。
宝探しゲームのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
子どもの成長に合わせて問題をアレンジできる。 | 景品やお菓子をストックする必要あり。 |
子どもの問題を解く力・推理する力が身につく。 | 問題を作る手間がかかる。 |
友達が来た時も一緒に楽しめる。 | |
お宝の景品やお菓子で2度楽しめる。 |
宝探しゲームをするのに大切なのはお宝(=子どもが喜びそうなもの)を用意すること。お家にあるものでも良いと思いますが、景品が普段目にしないおもちゃやお菓子だと子どもは本気で問題に取り組んでくれます。高価なもので無くて大丈夫なので、景品を準備しておくことをおすすめします。正直、問題を作るのとお宝を準備するのはひと手間かかりますよね。
ですが、子どもの成長に応じて問題をアレンジできますし、ちょっと難しい問題を出して分からない言葉を推理する力を身に付けることもできます。友達と一緒に問題をといて盛り上がったり、その後お宝で遊んで2度楽しめたりとメリットはたくさんあります。
用意するもの
用意するのは、A4裏紙1枚とお宝(※今回は100円ショップのバスボール)のみです。A4の裏紙を4分割して、手書きで問題を記入していきます。
最初に、問題①の紙を子どもに手渡しします。
問題①を解いたこたえの場所に問題②の用紙があり、問題②を解いたこたえの場所に問題③の用紙があるというように続きます。
最後、問題④を解いたこたえの場所にお宝が隠されています。
実例の問題と解答
問題①
- 魚のかたちをしているよ。おなかにたっぷりのあんこがつまっているよ。→□イヤキ
- おべんとうに入っているよ。みどりいろのおやさい。→□ロッコリー
- 3びきの子ぶたでオオカミにとばされなかったのは、何でできたお家?→□ンガ
- おりょうりをつくる人を何という?→コ□クさん
- ほそながいはねでとぶこん虫。一番大きいのはオニヤンマだよ。→□ンボのよう虫はヤゴ
問題①の解答
- 魚のかたちをしているよ。おなかにたっぷりのあんこがつまっているよ。→タイヤキ
- おべんとうに入っているよ。みどりいろのおやさい。→ブロッコリー
- 3びきの子ぶたでオオカミにとばされなかったのは、何でできたお家?→レンガ
- おりょうりをつくる人を何という?→コックさん
- ほそながいはねでとぶこん虫。一番大きいのはオニヤンマだよ。→トンボのよう虫はヤゴ
正解→タブレット
問題②
- ながいしたをつかって、アリをたべるよ。→□ルマジロ
- ふくおかのめいさん。スケトウダラというお魚のたまご。→□ンタイコ
- すめし、きゅうり、たまごやきなどをくるくるまいて食べるよ。→□りまき
- 体のせい長にひつようなえいようそ。□タミンはレモンにたくさんふくまれているよ。→□タミン
- ハンコをべつの言い方で何という?→□ンカン
問題②解答
- ながいしたをつかって、アリをたべるよ。→アルマジロ
- ふくおかのめいさん。スケトウダラというお魚のたまご。→メンタイコ
- すめし、きゅうり、たまごやきなどをくるくるまいて食べるよ。→のりまき
- 体のせい長にひつようなえいようそ。□タミンはレモンにたくさんふくまれているよ。→ビタミン
- ハンコをべつの言い方で何という?→いんかん
正解→あめのびん
問題③
- 日本の中で一ばん北にあるとどうふけんは?→□ッカイドウ
- 8このクッキーを4人でわけるよ。何ざんをつかう?→□りざん
- スルメは何からできている?→□か
- 通れなかった所に道をつくってできたあなを何という?→□ンネル
- シンデレラののる馬車は何がまほうでへんしんしたもの?→カ□チャ
- あぶらであげて、さとうをまぶしたおいしいおやつ。→□ーナツ
問題③の解答
- 日本の中で一ばん北にあるとどうふけんは?→ホッカイドウ
- 8このクッキーを4人でわけるよ。何ざんをつかう?→わりざん
- スルメは何からできている?→いか
- 通れなかった所に道をつくってできたあなを何という?→トンネル
- シンデレラののる馬車は何がまほうでへんしんしたもの?→カボチャ
- あぶらであげて、さとうをまぶしたおいしいおやつ。→ドーナツ
正解→ホワイトボード
問題④
- 12+9=□
- 23+8=□
- 20-8=□
- 15-6=□
- 6×3=□
- 6×7=□
- 7×4=□
問題④の解答
- 12+9=21……て
- 23+8=31……づ
- 20-8=12……く
- 15-6=9……り
- 6×3=18……ガ
- 6×7=42……チ
- 7×4=28……ャ
計算問題をといた後、問題用紙の下の暗号表と照らし合わせて解く問題です。娘にはちょっと難しいかな、という問題でも宝探しゲームだと積極的に答えを出そうとがんばっていました。
一番最後の問題は、お宝を隠せる場所にする必要があります。今回は子どもが段ボールで工作したガチャの中にお宝を隠しました。
普段はお風呂に行きたがらない娘ですが、今日はお宝でゲットしたバスボールがあるのでうきうきとお風呂に行ってくれましたよ。
おわりに
問題を作ったり、景品を準備したりするには少し手間がかかりますが、お宝をゲットできた時は本当に子どもがうれしそうです。その顔を見て私も問題を作ってよかったなと思います。誕生日には豪華なプレゼントを宝探しゲームのお宝にすることも。子ども自身で問題を解いてお宝をゲットした達成感があるので、普通にプレゼントを渡すよりも子どもの満足度は増している見えますよ。
どんな天候の日でも、室内で子どもと楽しく過ごせますので試してみて下さい。
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